どん底を見た人は脱出するのも早い理由とは?




鬱の時は本当に辛くて辛くて出口の見えないトンネルの中にいるような気持ちになります。

その一方で、自分は鬱だという事を自覚することでそこから抜け出す時間も早くなります。

今回はどん底から抜け出すのがなぜ早いかというお話です。

人生のどん底…

私は鬱の時本当に人生のどん底でした。

出口の見えないトンネルを進んでいるような、光の指さない深海を潜っているようなそんな気分です。

鬱の辛さは実際になってみたいとわからないです。

どんな気持ちなのか、どれほど辛いのか、なぜその状態にまで陥ったのか。

日常生活を過ごしていると味わうことがないような感覚です。

まさに生き地獄とも思える毎日を過ごしていましたが、今鬱から脱出して思うのが

「どん底まで落ちていてよかった」ということです。

もちろんその時期というのは毎日が生きるので精いっぱい。出勤するときは今日仕事をしたらもう死んでしまうんじゃないかと本気で思っていました。

それほどまでに追いつめられていましたが、今になってそこまで落ちたことによって逆に鬱から這い上がるのが早くなったのではないかと思います。

高い場所から落ちたボールは弾む勢いもある

鬱になる精神状態というのは

自分は~だから…しなくてはいけないという思い込みがある時です。

そしてその理想と現実のギャップを知ったときに自分で自分を傷つけ追い込むようになるのです。

またそうなる過程の中に周囲の人の影響もあります。

例えばあなたは入社3年目のサラリーマンでほかの部署に異動になったとします。

入社3年目から採用活動にかけた費用の元を取れるくらい働けるようになるとよく言われるように、ある程度仕事ができ、場合によっては会社からの期待もされている存在になっているでしょう。

もちろん会社だけでなく新しい社員が異動で我が部署に入ると知ればその部署の従業員からも上司からも期待をされるはずです。

・しっかり育てよう!

・戦力になってほしい!

このような期待を抱くものです。

しかし、あなたがもし異動先でうまくいかなかったとき、その期待は大きな不満となってしまいます。

その期待値が多きければ大きいほど。

将来有望な社員。昇進がかかっている。前の部署で営業成績が良かった。

このような期待にそぐあわない仕事内容だと、人間おかしなもので期待がなかったときよりも不満感がたまるのです。

・入社3年目なのに~もできないのか

・前の部署ではできたのになぜうちではできないのか

・将来有望な人材じゃあなかったのか

 

この周囲の人の不満感というのもあなたを追いつめる原因の1つになってしまいます。

要はあれもこれもできるとおもったのに……がっかりだ、です。

 

この状況に陥った時、周囲の人からの期待もなくなり、自分自身にも自信がなくなってしまいます。

「自分にはなにもできないのか…」

 

ですが、ここで自覚してほしいのが「今のあなたにはなにもできない」んです。

言葉が悪くなってしまって申し訳ないですが、ここをしっかりと自覚することが鬱から抜け出すきっかけになります。

そしてそのなにもできないという認識は周りの人も抱いています。

そのレッテルというのはなかなか拭い去れるものではありません。

なのであなたがもし仕事がうまくいったことがあったとしても、周囲の人からすれば本当に大丈夫なのか?という不安感があります。

不信感があります。

人から信じられていないということを自覚することは本当に辛いものがあります。

 

しかし、ここは逆にチャンスです。

周りはあなたがなにもできないと思い込んでいます。

そこであなたが1つこれだけは負けないという仕事を、絶対にミスをしないという作業を持ってください。

「何もできないやつ」という思いから

「あの作業はあいつに任せていて大丈夫だな」「あの仕事は絶対にミスがないな」

と周囲の人の気持ちも変わってきます。

そして、そのミスがない作業というのを1つ、また1つと増やしていってください。

大切なのはゆっくりじっくり1つ1つ増やしていくということです。

焦ってれもこれもやろうと思うと、またなにもできなくなってしまいます。

例えば打刻は絶対にする。それができたら出社したらみんなに挨拶をする。

本当にこんな簡単なことで大丈夫です。

肝心なのは周りの人に自分はこの作業なら絶対にこなせると思わせることです

レジの操作のミスがない。報告連絡相談の徹底。一日一つは必ず営業をとってくる商談を成功させてくる。

そのこいつならできるが1つまた1つと増えていくたびにどんどん周囲の目が変わってきます。

それも何もできなかった状態からの方が、周囲の人の考え方の変化もより大きいのです

「あいつ何もできなかったのに…やるじゃない!」

そう思わせたらあとは這い上がるのも簡単です。

1つ1つと武器を増やしていくたびに、自分への自信にもつながり、仕事の精度自体もどんどん上昇していきます。

また周囲の人も1つ、また1つとあなたを信頼してくれるようになります。

「何もできない」という状態から「これは絶対にこなす」

「信頼できない社員」から「信頼できる社員」になったとき、人は大きく輝きはじめるのです。

これもすべて今が底だという自覚をすることがスタートです。

まずはそこから一歩始めていきましょう。

まとめ

その一方で周囲から期待をされていない。信頼されていないという時期というのは本当に辛いものがあります。

その時こそ自分が鬱に陥るようになった時期でもあります。

暗い暗いトンネルに入ったのもその時期です。

自分がどのように思われているか、その時こそ自分を見つめなおしてください。

けっして自分を責めてはいけません。なんで自分はできないんだと追い込んではいけません。

ありのままの自分を理解し、今がどん底だと思う事。

そう受け入れてください。

少しでもプライドが残っていると、受け入れる邪魔をしてしまいます。

自分は何もできない。

じゃあ自分でもできることを探そうと考えるようになったとき暗いトンネルに一筋の光が差し込むのです。

辛い時期を抜け出すのは時間もかかることですし、自分はなにもできないということを自覚するのも難しいことです。

どれだけ時間がかかってもいいです。

あなたのスピードで、ゆっくり。

少しずつでも前進できるよう応援しています。