プライドが高いと鬱になりやすい?

私はサラリーマン時代、ものすごくプライドが高かったです。

自分はできる人間、ほかの人よりも優れている、自分がいるから会社は回っている

上司の言うことなんか聞くな。自分が正しい。

そう思っていましたが、実際は実力不足も甚だしく、ほかの人の協力があったからこそ、ある程度の地位までは上ることができました。

しかし、当時の私はそのことすら気づかず…。

今回はそんなプライドが高い私が鬱にまで叩き落されたお話です。

仕事におけるプライドとは

まずプライドが高いとはどういうことでしょう。

プライドを日本語訳すると

・誇り

・自尊心

・自負心

大きなくくりでまとめると自信と言い表されるのではないでしょうか?

私はその自信が人よりも高すぎました。

自分は仕事ができる。自分は人よりも優れている。

そう思っていました。

実際仕事が本当にできている場面もありました。頑張ればノルマをサラッとクリアすることができたし、目標も達成できていました。

しかし、実際は周りの人が陰ながら私のことをサポートしていてくれたから。

私の知らないところで手助けをしてくれていたり、私を成長させようと業務内容を叩き込んでくれたり、その方々のおかげで私はなんとか生き残っていたのです。

しかし、当の自分はその成果を自分ががんばったからだと思い込んでしまい、成長することを止めてしまっていたのです。

「俺ならなんでもできるっしょ!」

そう思っていました。

本来の自分とは

そんな折に転勤の話が舞い降りました。

次の転勤先ではその部署の中で2番目の位置。会社で言うならば副社長。

「俺って若くしてできるって認められて、次の転勤先で結果を出せば、エリート街道まっしぐらじゃね?」

そのくらいにしか思っていませんでした。

転勤して仕事をいざしてみるとミスばっかり。

ノルマなんて到底到達もできず、怒られてばかり。


君聞いていたよりも断然できないね。本当に二番手?

本来の自分ならできるのに…。なんでここではできないの?

本当の自分をわかって!

そう思っていました。

そこで、気づけばよかったんです。前の部署では周りの人のサポートがあったから、頑張れたんだということを。目標を達成できていたということを。自分なんてまだまだちっぽけだということを。

それを本当の意味で理解するまでは正に地獄でした。

以前に成功した体験があったが故に、なぜここでは成功できないんだろうと、もがき続ける毎日。

自分には何が足りていないのか?自分の何が悪いのか?え、もしかして上司がダメなの?

そんなことばかりを考えていました。

会社はいち早くサラリーマンとして成長することを期待しています。けれど、その期待と自分の実力が見合っていない時、人は自分のことをこう思います。

「自分はなんてくずなんだ」と。

決してそうではないです。少し成長するのが早すぎただけです。

本来できる仕事量<自分ができると思っている仕事量

となっているから、どこかに綻びが生じるんです。

一度立ち止まって、自分にはなにがどこまでできるのか考えて、それからどのように成長すればいいかを自分自身に問いかけてあげることで、そのギャップを埋めてあげれば、自分をそこまで追いつめることはありませんでした。

自分自身を買いかぶっており、期待値があまりにも膨れ上がっていました。

本当はそんなに仕事ができないのに…。人よりも劣っているのに…。自分は人と同じ土俵にたつのにもほかの人よりも何十倍も努力を重ねる必要があるのに…。

自分の自信を捨て去った

私はこのあたりから自分を責めるようになり、そこからストレスで体調が変化していきました。

目に見えてボロボロになっていく体。明日出勤すれば死ぬかもしれない。本当にそう思ったとき、自信なんてどうでもいい、自分ができることってなんだろう?と思うようになりました。

一つ一つ基礎から見つめなおすため業務日誌やマニュアルをもう一度見ることで、根本的な仕事の内容を見つめました。

もうプライドなんてどうでもいい。ミスなく過ごせればいい。今日生きて帰れればいい。

そう思うようになってきた瞬間から、ミスは劇的に激減。コツコツと業務を徹底的に終わらせるロボットになりました。

会社から、上司から言われていることをくみ取り、何か問題があったら上司に相談と連絡。自分自身だけで判断を下す必要があったときには、本当にその判断が正解なのか、間違っていないのか、完璧なのかを徹底的に考えました。

怒られても凹むことも、くじけることもありませんでした。自分なら、できの悪い自分なら仕方ない。むしろ、叱る時間を割いていただきありがたいです。(ここまで思う必要はありませんよ)最終的にここまでたどり着きました。

もう生きていればなんだっていい。

退社するときには、よかったなんとかギリギリ今日も生きられた…。

そこまで自分のプライドを捨て去り、仕事を周りの意見を取り入れながら進めるうちに上司も


最近~君、働き方変わったね。

と言ってくれるようになりました。

まあ、時すでに遅しではありましたが…。

まとめ

私は入社して数年して膨れきったプライドを転勤先で徹底的に陥れられました。

自信が絶望になる瞬間に人は自分のことを責め始めます。

「なんで自分はできないやつなんだろう…」

こうなるプロセスを知っているのと知らないとでは雲泥の差があると思います。

もし今自分がなんだか調子が悪いな…と思うことがあれば、少し立ち止まって自分のスペックを思い直してほしいです。

そして本来の自分の実力と仕事量がマッチしたとき、本当のあなたの実力が発揮できます。

その時のパワーはすごいです。謙虚でありながら、前に前進する力もあり、進むべき道が自ずと見えてきます。

しかし、本当の実力とは、一度徹底的に地獄を見なければわからない人もいます。私のように…。

少なくともこのブログは会社が鬱、憂鬱の人がみているであろうブログです。ちょっとだけ胸に手を立てて考えてみてもいいのではないでしょうか?

そんな人が私以外にいないこと祈っています。そして少しでも思い当たる節がある人は、下手なプライドは捨て去った方がサラリーマンとしては長続きすると思います。


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