鬱を救うある意外な言葉とは?

毎日毎日ボロ雑巾になるまで働かされて、それでもまだ怒られる日々。

ふと時計をみると23時。

さすがに切り上げて帰宅。

ああ、また明日も8時から出勤…。

来る日も来る日もこのような生活を続けていて、家に帰れば泣くことしかできませんでした。

こんな生活なので体が休まる日もなく、徐々に疲労が蓄積し、仕事にも支障がでてきます。

ふとした時に、いつもなら簡単にできていたことができなくなってしまうのです。

「あれ?こんなミスいつもはしないのに…」

しかも立て続けに。

そして上司から一言


なみの君こんなこともできないの?

心が砕け散った音がしました。

今回はそんなどん底状態の私を救ってくれた言葉の紹介です。

できないんです。

鬱になっている状態、ストレスを過度に抱えている状態の時は本当に何もできないんです。


こんなこともできないの?

ええ、そうです。ほかの人から見れば簡単なことでさえ、できなくなってしまうのです。

・業務を確定するエンターキーを押す

・タイムカードで打刻の記録

・家の鍵を閉める

・先月の売り上げを報告

あげれば際限なくでてくるでしょう。

仕事のみならず、日常生活のちょっとしたことでも忘れてしまうのです。

こっちからすれば忘れたくて忘れているわけでもなく、ただ単純に覚えることが、思いだすことができないのです。

これは鬱の症状の一つのようで、いつもなら覚えていることを忘れてしまうことが増えた人は要注意です。

特に記憶力に自信がある方で、最近もの忘れが激しい…と思うことがあれば、ストレスが過度にかかっていないか一度自分自身に聞いてみる必要があるかもしれません。

しかも厄介なことに、この現象は鬱になった人しかわからないということです。

逆の立場に立ってみて、上司からあなたを見たときに

「最近ミスが多い…こいつさぼっているんじゃないか?」

というように捉えられてしまうのです。

・実は私鬱でして…

・仕事が嫌すぎて記憶力が低下してます。

・ストレスが過度にかかると物覚えが悪くなるんですよ。

なんてこと言えない世の中ですよね…

原因がわかっているにも関わらず、それをわかってくれる、理解してくれる社会ではありません。

もちろんこの時期に病院にかかることができればよかったのですが、なかなか行く時間も気力もありませんよね。

何もできない日々

仕事中はなんとか気力を振り絞り、業務をこなします。

しかし、仕事を終えて帰路に着いた瞬間。


体が動かない

恐らく気が抜けたんだと思います。

出勤用の車に乗った瞬間、体に力が全く入らなくなってしまうのです。

いかんいかん、愛する彼女が待つ家に帰らなければと思い頑張って帰宅。

帰ったら帰ったで、泣くことしかできません。

本当に「何もできない」状態でした。

ただ一点を見つめて、溢れかえる涙を拭きとるだけの時間が過ぎていきます。

食事ものどを通らず、テレビを見ても感情が沸かず、ただ泣いて寝るだけ。

あるブログとの出会い

当ブログでも私が鬱を克服できた一つの要因にネットのおかげであるということを書かせていただいています。

自分自身と似た境遇のかたや、鬱から抜け出すことができた方の記事を見て、すごく心の支えになったころを覚えています。

その中の記事で特に印象的だった言葉があります。

「水が飲めたのすごい!」

水が飲めたのすごい!

普通の人が聞くと馬鹿にしているのかと思われそうな言葉ですが、少なくとも私にとってすごく心を軽くしてくれた言葉です。

上述の通り、鬱になると本当に何もできなくなります。

そのうえ仕事で、会社で、罵倒される日々。

言葉だけでなく、自分はなにもできないということを体感したとき、自信のかけらもなくなり、何一つ手がつかない状態になりました。

その他にも様々な症状が発症し、苦しめてきます。

自信もプライドもなくなり、ただ泣くだけの日々でしたが、

「水が飲めたのすごい!」

この一言にすごく救われました。

仕事では何をしても怒られ、家に帰れば彼女に迷惑をかけたくはないと思いつつも何もできない日々。

自分自身に自信をつけるのは自分ひとりしかいません。

どんなに勇気つける言葉を聞いたところで、その言葉を自分の中で納得していなければ意味がありません。

そこで、この言葉を頭の中で反芻しながら、日々を過ごしました。

「飲み物が飲めたすごい!」

「ごはんが食べられたすごい!」

「一日仕事がんばったすごい!」

「上司に逆ギレしなかったすごい!」

「クレーム対応できたすごい!」

毎日ちょっとだけでいいです。どんなことだっていいです。

今は何もできない状況です。

まずはそこから脱却するために、少しのことだっていいので自分を褒めてあげましょう。

徐々にで大丈夫です。

少しづつ少しづつ自信を取り戻して、また元のあなた自身を取り戻しましょう。

鬱でも働いている方へ

今のあなたの状態で、心境で、働いていることだけでもすごいことです。

少しでも早く元の体調に戻れるように

「~ができたことすごい!」

と自分を褒めてあげてください。

まとめ


こんなこともできないの?

上司からはそう言われ続け、自信もからっきしなくなりました。

しかし、そこから回復するための言葉は意外にも

「~できてすごい!」

とどんな小さなことだとしてもできた自分自身を褒めてあげることでした。

もし、あなたが自信がなくて、何もできない状態だとしたら、どんなことだっていいです。

小さなことから自分を褒めてあげて、自信を回復させてあげましょう!